当館の歴史
結婚式場と作品展示スペースを併設した宮の森ミュージアム・ガーデンが2004年にオープンし、その場所を改装する形で、札幌宮の森美術館は2006年4月に北海道最初の現代美術館として開館しました。そして、「クリストとジャンヌ=クロード 1958-2006展」(2006年)や「ヤノベケンジ展ートラやんの大冒険」(2007年)、「SCAN DO SCAN」展(2007年)などを通して、国内外で活動する作家の活動を紹介し、多様な現代美術の動向を示し続けてきました。さらには、北海道内の他の美術館とも協働しながら様々な展覧会やイベントを開催し、コレクションの有効活用や調査研究という美術館の第一の目的を実現してきました。そしてこの度、札幌宮の森美術館は、諸設備の改修を図るためのおよそ7年の休館を経て「J Art Foundation」と名前を変えリニューアル・オープンを迎える運びとなりました。リニューアルを機に当館が果たすべき役割を改めて見直し、今までの姿勢も引き継ぎながら、世代や地域を問わずより多くの方に愛され活用される開かれた美術館として活動の場を広げてまいります。
沿革
- 2004年11月
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宮の森ミュージアムガーデン(MMG)が結婚式場としてオープン
- 2006年4月
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札幌宮の森美術館が宮の森ミュージアムガーデン(MMG)内にグランドオープン
グランドオープン記念展として「ベトナム 漆画アートの世界展」を開催
- 2007年
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NPO法人芸術文化事業支援機構(CAPSS)の運営協力を得て、国内外の機関と連携しながら展示を開催
- 2011年
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結婚式場外壁にギヨム・ボダジによる壁画が完成
- 2011年10月
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札幌宮の森美術館、二度目のグランドオープン(リニューアルオープン)
英名をMiyanomori International Museum of Art, Sapporo(MIMAS)に変更
メインギャラリーとなる新館をオープン
榎忠、森村泰昌、伊藤隆介を迎え、2012年11月11日にグランドオープニングイベント開催
- 2017年
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石川直樹展「New Map for North」を最後に諸設備の改装のため休館
- 2025年5月
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7年の休館を経て、5月にリニューアル一部オープン
名称を J Art Foundation に変更