教会跡に増殖する無量の生命 – A Whole Year per Year
現実世界と同じ時間の流れの中で、花々は季節とともに移り変わっていく。 花々は、誕生と死、増殖と死滅を繰り返しながら、季節とともに移り変わっていく。 人々が花にふれると、花は倒れて死ぬ。 作品世界は、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化しているため、レンズやパースペクティブによる平面化とは違い、鑑賞者は視点が固定されず、身体が自由で動的になる。そして、作品世界が映し出された壁は、人々我々と作品との境界面にならず、花は壁の境界面を曖昧にし、作品世界は、人々の身体のある空間と連続する。
チームラボ
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、メルボルンなど世界各地でアート展を開催。ミュージアム・大型常設展を、東京(チームラボボーダレス、チームラボプラネッツ)、ジッダ(teamLab Borderless Jeddah)、マカオ(teamLab SuperNature Macao)、北京(teamLab Massless Beijing)などで開館した他、今後もアブダビ、ハンブルク、京都などでオープン予定。
チームラボの作品は、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、オーストラリア国立美術館(キャンベラ)、アモス・レックス(ヘルシンキ)、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)などに収蔵されている。
teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary, and Ikkan Art.
チームラボ : https://www.teamlab.art/jp/